海響,下関酒造,日本酒,大吟醸,

本州西の果て。
下関は西・南・東の三方を「日本海・関門海峡・瀬戸内海」とそれぞれ異なる海がミックスし栄えてきた県内最大の湾岸都市。
大昔より「西の浪華」と呼ばれてきたほどのお魚天国です。
そんな下関唯一の造り酒屋として約100年にわたり酒と魚とのペアリングを追求してきた下関酒造が生み出す、シーフード特化ブランド「海響」。
同じく海の幸が豊富なシンガポールで、最も予約が取れない大人気日本食レストラン「Teppei」では、この海響を店の看板酒としてお取り扱頂いています。

さらさらと清涼な飲み心地でありながら、ライトなフルーツの香りとホっとするお米のコクも同時に楽しめるポピュラーな大吟醸酒です。

実はシーフード料理と相性が良い酒って、世界的に見てダントツで日本酒なのです。
なんとなくパッと思い浮かぶのは白ワインですよね。
しかしワインと海鮮とを合わせると、むしろ不快な生臭みを増長させてしまうことがあると科学的に証明されています。
それはほとんどのワインに酸化防止剤として添加される、二酸化硫黄や、ワイン自体に含まれる鉄が起因します。それらが魚介類の持つDHAなどの脂肪酸と反応し生臭みを強めてしまうのです。

日本酒はというと、酸化防止剤の添加がそもそも禁止されており、
鉄に関しては、日本酒の水に課せられている水質基準ははるかに厳格で、鉄分含有量の許容範囲は 0.02mg/L 以下(水道水では 0.3mg/L 以下)という決まりがあります。
つまり日本酒にはほとんど鉄が含まれていないということですね。
さらに日本酒は、「生臭みを抑え、UMAMIを増幅させる」という特性を持つので、
魚介類のマイナスを無くし、むしろ素材本来の良さを引き立たせることができるのです。

生臭みを抑えるシステムとして、
日本酒特有の香気成分が、魚の生臭さを感知する受け口(レセプター)を塞ぎます。

そしてUMAMIを増幅させる特性とは、日本酒の豊富なアミノ酸に由来します。
白ワインのじつに5倍以上のアミノ酸(UMAMI成分)を含むことで、食材本来の美味しさと相乗効果を発揮するのです。それだけ日本酒って「UMAMI」の宝庫なのですね。
(100mlあたりのアミノ酸含有量:日本酒299mg、白ワイン58mg)

日本酒とシーフードは相性が抜群ということが分かりました。
そして中でもその「特化型」として生まれたのが海の酒「海響」なのです。
全国でも類を見ない多銘柄展開を行う下関酒造だからこそ可能な「特化酒」。

海響シリーズはシーフードの特化酒です。
「海響大吟醸」はスッキリとしたフレーバーが際立ちますので、
白身魚、カルパッチョを始めとした淡白でサッパリとしたお料理に。
「海響純米大吟醸」は、更にお米の優しいコクがプラスされているので、 赤身魚、煮魚など脂がのって豊かな味わいのお料理にベストマッチ。

さらに2つのメリットがあります。
1つめは「大吟醸なのに最高邦の汎用性」があること
2つめは「大吟醸なのに熱燗まで楽しめる」こと

「大吟醸」といえば、華やかな香りの高級酒というイメージが強いと思います。
そしてその特徴ゆえ、各メーカー推奨の温度帯以外では楽しみ辛いという現実があります。 しかし海響はあなたの思い通りに遊べます!
既存の大吟醸の考えとはまったく異なるコンセプトで生まれたのが海響だからです。 夏場は、氷がゴロゴロ入ったグラスに海響をとぷとぷ注ぎ、ガガガっとかき混ぜ急速冷却した「アイス海響」がキーンと爽快です。
冬場は「ホット海響」がおすすめ。
大吟醸というのは、その華やかな吟醸香により熱燗にすると、かえってキツイ香りとなってしまいます。しかしライトアロマな海響は絶妙に適応します。
ホットにすることで香りは程よく膨らみ、味わいはさらにシャープに引き締まります。
オールシーズン、どんな温度でも楽しめる。こんな遊べる大吟醸ほかにはありません。

そして 海響は、食事の最後まで飲んでいられるのです。
特徴的な酒がブームの中、飽きがこないというのが海響最大のアイデンティティー。
「ユーザーに毎日毎晩飲んでほしい!」という熱すぎる海響“愛”で、大吟醸としてとんでもないリーズナブルさで提供し続けている、社長の晩酌酒です。
そのため下関酒造のラインナップ上で唯一1,800ml~720ml~300mlまで各種取り揃えています。(海響:大吟醸) 強烈なインパクトはありません。だからこそ飲みやすく、リピートが絶えない。
海のように自在に表情を変え、すべてに共鳴する海響。 冷蔵庫に1本常備していただければ、 いつも傍にいて、最高にヘルプフルなパートナーとなってくれますよ。

【純米大吟醸】

  • 海響 純米大吟醸

海響 大吟醸
香りは抑え目で、マスカットのような果実系の香りを感じ、口に含んだ時に米の旨味を感じられるように仕上げました。
飲みやすく柔らかい飲み口の大吟醸酒で、冷から燗まで幅広くお楽しみいただけます。
魚の煮付けや、鯛のあら炊きなどの料理に合わせやすく、食中酒としておすすめです。

原材料名:米(国産)・米麹(国産米・山田錦)
アルコール度数:15度
精米歩合:50%

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【大吟醸】

  • 海響 大吟醸

海響 大吟醸
ほどよいコクとすっきりとしたやや辛口の味わいが特徴です。魚料理に合う香りを抑えた精米50%の大吟醸酒です。
お刺身から焼き魚までさまざまにお楽しみいただけます。
冷やせばよりスマートな味わいで爽やかな酔い心地となります。

2017・2018・2019年3年連続モンドセレクション 金賞受賞
下関ブランド明治維新150周年記念 認定品

原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール度数:15度
精米歩合:50%

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