獅道,日本酒,コストコ,大吟醸

酒蔵の常識を打ち破る

2023年に創業100周年を迎える下関酒造では今、日本酒の新しい世界を切り開こうとチャレンジしています。

日本全国の酒蔵の目標は普通、うまい酒を造ることです。
私たち下関酒造では、その酒蔵の常識を打ち破りたいと意気込んでいます。

酒質の良さは当然ながら、呑んでもらえる方に向けてのサービスに至るまで、日本酒を通じて、世界中の美食家たちの心を震わせる体験を届けたい、と思っています。
そんな未知の領域に挑むために「まずは世界に認められる日本酒を!」というわけで、純米系高級酒造りに力を注いでいます。

リーズナブルな清酒造りが中心だった私たち下関酒造。
ここ何年かの世代交代で若返った蔵人たちにも、実力が付いてきました。
そこで、まず取り掛かったのが、蔵のフラッグシップと言える純米大吟醸酒の開発でした。

半導体メーカーの技士や漆職人、食品加工メーカー社員など、酒造りとは関係ない業界から集まった個性あふれる蔵人たち。
従来の日本酒の常識にとらわれていない感性が、新しい下関酒造の歴史をつくっていきます。

そして、下関酒造の次世代を担う内田喬智・常務を先頭に、瓶のラベルデザインから目指す酒質まで、若き感性を発揮してできあがったのが、「獅道 38(しど)」です。

その名の通り、百獣の王、獅子(ライオン)の通る道を意味します。
頂点に立つまでの道は険しいですが、いつかは「王道の酒に」という、若き造り手たちの大きな志が、純米大吟醸「獅道 38」には詰まっています。

この獅道 38に使われる原料米は、すべて下関の契約農家と共同で育む下関酒造専用の酒米。もちろん酒米の王様と言われる山田錦です。
その山田錦でつくったもろみを蔵人の手をかけながら、雫しぼりなどで抽出したお酒です。
もろみを入れた酒袋を吊るして、ポタポタと落ちてくる、宝石のような輝きを集めた下関酒造の最高級酒。

ライチ、チェリー、アップル、ラズベリーのエレガントで透き通った清純さを感じるアロマを持ちます。さらにセカンドノーズで感じる優しいジンジャーは獅道 38特有の香り。シルキーな口当たりを体験するにはワイングラスがお薦めです。

下関酒造の情熱を燃やす造り手たち

国際的な日本酒の大会、「インターナショナル サケ チャレンジ」で、純米大吟醸の部で金賞を受賞し、初年度の2018年仕込み分は完売しました。

2年目の2019年は、精米歩合50%だった山田錦の磨きを、一気に38%までにし、よりピュアで雑味のないきれいな純米大吟醸になりました。
そして「ロンドン 酒チャレンジ 2019」で金賞を受賞。
獅道 38は、どんどんレベルアップしていきます。

山田錦を50%に磨いた「蔵人の自慢酒」は、下関酒造で今、最も国内外の酒コンテストで評価されている純米吟醸酒です。
ワイングラスでおいしい日本酒アワード・プレミアム純米部門で2年連続となる最高金賞に輝いています。
ロンドン酒チャレンジ2019で最高賞であるプラチナ賞を受賞。
味、デザイン共に英国最高位を獲得した「蔵人の自慢酒」は、毎年進化していきます。

国内外の酒コンテストで自信を深め、今モチベーションが最高潮の若き蔵人たち。
下関酒造の情熱を燃やす造り手が、最高の日本酒をこれからも生み出していきます。

下関酒造 うまい酒作りの原点がここに